1. HOME
  2. ブログ
  3. ストーリー
  4. インタビュー
  5. 【インタビュー】巻爪レスキュー創始者に直撃!

STORY

記 事

インタビュー

【インタビュー】巻爪レスキュー創始者に直撃!

巻爪レスキュー清水代表インタビュー

『巻爪レスキュー』の生みの親、 清水 みゆき先生に訊いてみました

ペディグラスのスタッフやトレーナーの皆様からも「みゆき先生、みゆき先生」と慕われている清水先生。その技術や知識だけでなく、面倒見が良くまっすぐなお人柄が人々を惹きつけて止まないようです。

自分のことは死ぬまでわからない

――清水先生が思われるご自身の性格を教えてください。

清水先生
えー、自分の性格ですか? ちょっとわからないですねぇ。経験や環境によっても上書きされていくものなので、きっと死ぬまでわからないですよ。もし、それがわかっていれば、もっとずっと成功していたでしょう(笑)
それに、「自分はこういう人間」と決めつけてしまうと面白くないですね。わからないから何でもチャレンジしてみよう、そう思える方がいいですよね?

地域新聞に広告を出したらすごい反響だった

――そもそも、先生が巻き爪に特化したお店を始めようと思ったきっかけは何ですか?

清水先生
元々はアロマセラピーのお店をしていました。お仕事は好きでしたが、ただ、とても時間がかかることがデメリットでした。一人のお客様に 3時間、4時間かかるのが当たり前でしたから。
自分で精油をブレンドして、こだわりを持って施術していたのでなおさらです。居心地が良すぎてなかなかお客様が帰ろうとされないんですね(笑)

そんな店舗経営の時間対効果について悩んでいる頃、たまたま、サロンのお客様に巻き爪の方が非常に多いことに気付いたんです。
巻き爪補正の技術を習得して、試しに地域の新聞に広告を出してみたら、それが!ものすごい反響だったんですよ。新聞社創業以来の問い合せ数だったそうです。

それで、「これは巻き爪に特化した専門店でもいけるのでは!?」 と、思いました。

巻き爪に特化した店舗は現実的でないのか?

――初めての巻き爪補正サロンは 既に2008年にオープンされていたのですから、たいへんな先見の明と言わざるを得ません。現在は2店舗の巻爪レスキューを運営されていらっしゃいますが、初めて店舗をオープンされる時には不安や心配はなかったのでしょうか?

清水先生
ありますよ、もちろんです。初めて巻き爪専門店をオープンする時には不安も心配もいっぱいでした!
当時は巻き爪補正専門店なんて世の中に存在しなっかたのですから。周囲には1件もなかったのです!

「やはり、巻き爪補正専門店なんて現実的にはキビシイのか!? 」
「せっかく取得した巻き爪補正技術をどう活かしていけばいいのか? 」
たいへん悩みました。

巻爪レスキューをオープンしたのはその後です。2012年に『巻爪レスキュー成田店』、2021年に『巻爪レスキュー八千代台店』をオープンしました。

施術数の多さは強み、経験に基づいたホンモノの知識を伝える

――ペディグラス認定メディカルトレーナーとしてもご活躍中の清水先生ですが『施術者』と『指導者(メディカルトレーナー)』、それぞれのお仕事で楽しい点や難しい点はありますか?

清水先生
やはり、お客様が喜ばれているお姿やお声は、何度見ても聞いても本当にうれしいものです。巻き爪のお客様は長年悩んでこられた方が多いので、苦しみから解放された喜びもひとしおなのです。それが励みとなってここまで続けてこられました。

反対に、施術者とお客様の『認識のズレ』には苦労することがあります。
一度補正して痛みがなくなると、「もう治ったから来ない」というお客様がいらっしゃいます。「なぜ もう痛くないのにまた来ないといけないの?」と思われるのでしょうね。正しい巻き爪の知識がないことが原因なので、そういうお客様には納得がいかれるまで、メンテナンスが必要な理由を丁寧に説明します。巻き爪の知識が、まだまだ一般の方にまでは浸透していませんから、それをお伝えすることは大切です。けれど、しばしば難しいこともあります。

トレーナーとして大変なのは、教える側の人間の知識がすべてなので、常に勉強ということです。

全てのお客様への施術が勉強です。私自身の強みと言えるものがあるなら、それは臨床数の多さだと思っています。いろいろなケースを経験していることは、施術者としてだけでなく、トレーナーとして指導する立場に立った時にこそ威力を発揮します。ペディグラスの名に恥じないクオリティーの高い技術者を育てるために、経験に基づいたホンモノの知識を伝えることが求められるからです。なので、私自身の勉強は決して終わることがありません。

休日は必ず愛馬シーザーと過ごす

――お休みの日はどのように過ごされていますか? 馬主さんだとおうかがいしましたが本当ですか?

巻爪レスキュー総本店オーナーと愛馬シーザー

清水先生
毎週、乗馬クラブに通っています。毎週です!

乗馬を始めたのは 16、7年くらい前でしょうか。馬主というと競走馬のイメージを持たれる方が多いのですが、そうではありません。愛馬のシーザーは 24歳、人間でいうと 80歳くらいです。不思議なことに、80歳を過ぎて最近どんどん元気になっているんです!

「すごく可愛いでしょう?」とよく人から言われますが、そういう感情ではなく、私にとっては普通にそこに居て当たり前の存在です。

巻爪レスキュー清水先生乗馬風景

何事にもずるい事をしたくない!

――経営者として成功を収められている清水先生の、店舗運営に対するこだわりや、お客様に対して心がけていらっしゃること等があれば教えてください。

清水先生
シンプルですよ!経営者として思っていることは、「ずるい事をしたくない!」ということだけです。経営もお客様に対しても真摯にやっていくことをこころがけています。

すべてのお客様への施術が勉強!「これでいい」はない

――これから巻き爪補正店の経営や、巻き爪補正の技術を始めたいと思っていらっしゃる方にメッセージがあればお願いいたします。

清水先生
私が言うのも変なのですが、これから経営を始める方には『商売は簡単じゃない』ということをお伝えしたいです。なんだか儲かりそう・・みたいな軽い気持ちで始めてもらいたくないですね。必ず苦労もあるので、しっかりと覚悟を持ってスタートしてください。

また、巻き爪補正をこれから始められる方や、技術者の方には、「巻き爪補正はカンタン、でも奥が深い!」とお伝えしたいです。

「もうできるようになったからこれでOK!」と思ったらそれ以上は進歩しません。巻き爪補正の世界はその先にこそ広がっているのです。毎日、一人ひとりのお客様がすべて勉強なのです。

信頼できる優秀な技術者を育てていくのが私の仕事

――最後におうかがいします。先生にとって『ペディグラス』とは?

清水先生
私は常に「ペディグラスとは何か!?」ということを意識し大切にしています。
ペディグラスの最大の特徴は、根元から上げる、という技術だと思っています。ケースごとに最適な補正器具を使いこなせることが理想です。その上で、はじめて自分のスタイルを見つけていくことができるのではないでしょうか。

最も長くペディグラスの巻き爪補正に携わってきた者の責務として、信頼できる優秀な技術者を育てていくことが、これからの私の仕事だと思っています。ペディグラスの技術が世の中の人々から厚く信頼され、愛され、ずっと支持され続けるよう力を尽くしたいと思います。

巻爪レスキュー八千代台店・成田店オーナー

清水 みゆき
ペディグラス認定メディカルトレーナー
TEL:0476-37-8828(受付時間 10:00~18:00 土日祝除く)
ホームページ

巻爪レスキュー八千代台店(総本店)
巻爪レスキュー成田店
ペディグラス成田(スクール)

関連記事